こんばんは、たてちゃんです!
(この記事は3分で読めます。)
今日は大学がたまたま休みだったので、田植えに行ってきました!
たてちゃん、なんで田植えに行ったの?
え?なんで?ってなりますよね?
その反応が普通だと思います。
普通に東京で大学生してたら、田植えをする機会も、する動機が起こることもないですよね~
でも、僕は田植えに行きました!
なぜか。
それは、
・田植えをして、自然の生命力を体で感じるため
・小学生の時に田植えをした感覚を蘇らせるため
・食の大切さを伝える者として、いのちの大切さを感じておくため
などの理由からです。
田植えに参加された方は、30名くらいいらっしゃいました。
みんなで息を合わせて、手植えで植えました。
今どき、機械植えが主流になっているので、手で植えることなんてほとんどないです。
その様子がこちらです!


田植えは「苗たちのデビュー」
この農家さんでは、無農薬かつ手植えでお米を栽培しています。
網本さんと仰います。ご夫婦で稲作をなさっています。
手植えの方法は、こちら!を参考してくださいね。
今回植えた苗のサイズは、一般的なサイズと比べてかなりデカいです。
分かりやすいように、写真を載せておきますね。

(左)一般的な苗(右)今回手植えした苗
手植えで生計を立てていくというのは、
普通の農家さんからすると、
「変人やろ!」
「頭どうかしてるわ。」
「食っていけるのか?」
と感じるくらい、難しいことなのだそうです。
なぜそんな育て方をするのか、網本さんに聞いてみました。
するとこう仰っていました。
「無農薬に拘っているわけじゃないんです。
お米たちにとって1番いい育て方を追求した結果、
自然の生き物すべてが共存できる環境を作った結果、
無農薬栽培にたどり着いたという感じです。普通ならば、稲が食べられてしまったり、
栄養分が取られて枯れてしまったりして、雑草や虫を悪いもの扱いしてしまうものなんです。
でもそんな雑草や虫たちも味方にして、自然全部と共存することで、
とっても美味しいお米が獲れるようになったんです。また田植えというのは、「苗たちのデビュー」なんですよね(笑顔)
だから手で一つ一つ丁寧に植えることは、
・彼らたちのデビューを盛大に祝福すること
・目の前の命を祝福するということなんですよね。
そうやって植えられた苗たちは、
雑草、虫、土、空、風など自然全体から祝福されて
いきいきと育ってくれるんです!
田植えをするだけで、パワーをもらえますよ。」
田植え開始!
こんな話を聞いてみて、僕は植える前から早く植えたい気持ちで
いっぱいでした。
「田植え開始〜!」の合図と共にみんな息を合わせて植えていきました。
僕も「よっしゃ!植えるぞ!」という気持ちで田んぼに向かいました。
田んぼに足を踏み入れると、
大地のパワーがスーッと体の中に入ってきて呼吸が深くなり、
心が明るくなり、本当に心地よい気分になりました。
「苗がいきいきしてるね!」
「あぁ、楽しい。ほんと来て良かった〜」
「足が埋まって動けない〜笑」
「なんかなつかしいね。」
とみんな楽しそうに植えていきます。
時間が経つにつれて、みんなの一体感が増してきて、
植えるスピードもどんどん早くなっていきました。
時間が経つことも忘れて、
泥んこになりながら植えてきます。
・
・
・
「ふぅ〜終わった!」
みんなちょっとは疲れているものの、
とってもキラキラした、いい顔をしています。
僕も田植えを終えてみて少し疲れましたが、
本当に心地よい気分になれました。
雑草や虫たちも何もかも、
自然全部が可愛く愛おしく思えてきました。
「僕ってほんと自然の力で生かされているんだなぁ。」
と感じました。
と同時に、
「これ、日本人なら一生に一回は絶対に経験してほしい!」
「お米の大切さを忘れかけている今、
もう一度その大切さを思い出してほしい!」
と強く感じました。
命の根を感謝して頂こう!
「稲(いね)」というのは、
「命(いのち)の根(ね)」という意味があるそうです。
だからお米は「命の源」なんですね。
日本人は昔から、お米をいただくことで、
元気を、パワーを、エネルギーをいただいていたんですね。
「お米を一粒たりとも残さず食べる」ということが、
知らない間に身についているのも、
日本人の心の奥底に、お米を大切にする精神が
眠っているからだと思います。
日本人の精神性の強さとお米文化は強く関係があるそうです。
だからこそ、今一度お米の大切さを出してほしいのです。
そうすれば、お米から元気をいただき、
みんな幸せになれると思うのです。
「お茶碗一杯のごはん」
まずは、目の前のごはんを一口一口味わって
噛み締めながら食べてほしいです。
「あぁ、いのちをいただいているんだなぁ」
とイメージして、感謝しながら食べてほしいです。
僕も、今よりもっともっとお米に感謝して、
1日1日、1食1食、一口一口の食事を噛み締めていきたいと思います。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
では、今日はこの辺で!
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